Uncategorized

【一級建築士学科試験】学習の進め方の提案

この記事では、勉強の進め方が分からなくて困っているという受験生の為に合格必勝の勉強スタイルを提案します

独学者の特に初受験生にとって有益なものとして、(私自身の経験をベースに友人知人先輩後輩合格者の情報を鑑み、最も効率的であるものとして)、お勧めするものとなります。

勉強スタイルは何百とあると思うので、自分の勉強スタイルが定まっていたり、資格学校に通っている方はその方法で進めればよいと思います。

学科試験攻略には、何より過去問としっかり向き合うことが大切です。この過去問との向き合い方、学習スタイルについて、提案していきます。

ちなみに、最初は「問題を進める毎に理解度が高まっている」という実感が持てません。焦る事もあると思いますが、成果を直ちに実感出来ないというのは、一級建築士の資格勉強に限ったことではありません。

何か新しいことに取り組むときは、収穫加速の法則の指数関数的成長を意識すると良いと思います。往々にして直線的成長ではないという事です。

短時間で成果を得られずとも、自分を信じて最後まで粘り強くやる気持ちでいきましょう。

法規以外

過去問(15年分以上)→教科書の順で進めていきます。

※以前のブログ記事で学習を進めていく上で、過去問は15年分揃えることが不可欠だと申し上げました。まずは市販では7年分しか収録されていない過去問を15年分収集するところから始めてください。

教科書→過去問ではありません。

まず、過去問からはじめます。最初は何も分からない為、教科書を読むことから始めたいという心理になりがちですが、その欲求に打ち勝ち、教科書からではなく過去問から取り掛かってください。

このスタイルを勧める理由は、合格するのに最も効率的だからです。

教科書を読む→各単元毎の問題を解くという王道と捉えられがちのスタイルでは途方もないです。途中で挫折するか膨大な時間がかかってしまって試験に間に合わないかのいずれかのパターンに陥る可能性が大です。

進め方としては、大きくは「過去問を何周も繰り返す」という事なのですが、1周目、2周目、3周目とそれ以降とそれぞれポイントがあります。

1周,15年を何周も繰り返す時のポイントを以下にまとめていきます。

1周目

1周目で重要なのは、物語の全体像を掴むことです。

細かいことにあまり捉われすぎず、全体を通して俯瞰できるようになれたら、1周目としてはOKです。まずは全体を知らないことには細かな分析をしていくことができません。

1周目の進め方としては、過去問の問題文・回答肢を読む→解答・解説を読むを1問ずつ進めていくという流れが最も効率的です。

ここで意識したいのが、まず出題構成と誤回答のポイント(何がどのように問われているのか。)について理解するという事です。

意識すべきは、問題を解くことではありません。

なぜなら、勉強始めたばかりで殆ど解けないのにも関わらず、なんとなく解き進めていきその正誤を確認するという事に意味がないからです。

当然ですが、なんとなく解ける設問は殆ど無く、各設問対する理解の精度を追求することが問われている試験です。

解答・解説を読んだあと、教科書の関連ページを読むことで理解を補っていきます。

この繰り返しで進めていきます。注意したいのが、教科書に時間を割きすぎない事です。あまり教科書の読み込みに深入りせず、用語の意味を調べて知る程度で良いです。

冒頭申し上げた通り、1周目は「全体を知り、その後で部分を知る」というイメージです。

1週目はあくまでベースは過去問で全体像を掴むことと考え、突き進めていきましょう。

2周目

2周目で重要なのは、理解に苦しむところ・難しいところがどこなのか把握することです。

全体の中で比較的イメージしやすいところ、なんとか理解できるところ、そうでないところの棲み分けが出来れば3周目に繋がります。

いよいよ問題を解いていくことになるのですが、殆ど解答に自信の無い問題ばかりだと感じたとしても、気にせず問題を解いていきましょう。

問題を解く→解答・解説→教科書の流れですが、2周目は教科書の比重が大きいと考えてください。

教科書や場合によってはネットで調べたりしながら、書かれている内容がイメージ出来る事が大切です。

解答・解説を読んだ後、教科書の関連ページを読むという流れは1周目と同じですが、1周目よりも内容を理解する事に努めましょう。(50%位の理解度目指すイメージ)

3周目

3周目で重要なのは、2周目よりも理解の精度を上げることと、弱点を知ることです。3周目で全体の7割の理解度に持っていきたいところです。(過去問では合格点ボーダーラインレベル)

進め方としては2周目と同じように解き進め、間違えたところは特に重点的に取り組みましょう。

ここで注意したいのは、3周目が完了し過去問で合格点(7割)が取れたからと言って、本番で合格点を取れるには至りません。(当たり前ですが本番では新規出題問題があるからです。)

過去問とは言え7割取れるようになると、悪い意味で焦りが無くなってしまいます。

最終的には過去問としては完璧に、つまりほぼ100%正解出来、誤選択肢のどこが不適当であるのか説明できるレベルになる必要があります。

法規

他の科目と同様、過去問の繰り返しをメインに進めていきます。

他の科目との違いは、教科書の勉強はほぼ不要ということです。

注意しなければならないのは、法改正への対応です。過去問対策が不可欠なのは間違い無いのですが、現行法と非対応の問題も少なくありません。解説を読んでもどうしても理解できない、というときは法改正が絡んでいることもしばしばあります。

また、年によっては法改正に対応出来るか否かで試験の点数が2-3点左右されます

過去問の進め方としては、最初の1周は制限時間を気にせず、各設問の4肢とも法令集を使って、正誤を判断していきます

設問ごとに解く→解説を読むを繰り返します。慣れてくると法令集をひくスピードは上がってきて、出題ポイントも理解できてきます。

2周目、3周目は制限時間を意識して、ひたすら繰り返し、曖昧なところも含め解答・解説としっかり向き合う事を繰り返すというシンプルな戦いです。

注意したいポイントとして、試験当日は全ての選択肢について法令集を引いて考えるような時間はありません。

基準法の頻出項目については法令集を引かずに、誤回答のどの部分が誤りであるのか説明できるレベルを目指しましょう。

3周を終えたとき、計算問題も確実に取れるか確認してください。

もし計算問題が曖昧であれば、計算問題だけ重点的に取り組んでください。

この2,3問を弱点にしないことが大切です。

計算問題は合否を分ける2,3点と心得て、落とすことのないようにしましょう。

法規も他科目と同様、ものにする迄は時間がかかります。逆に、時間はかかるけれども、慣れれば確実に得点源になる科目であり、この科目が安定的に高得点(25点以上)が取れるようにならなければ合格するのは厳しい戦いになります。